唐 岑参西行殊未已,東望何時還?終朝風雨雪,連天沙復山。二秋領公事,兩度到陽関。相憶不可見,別来头已斑。 詩意: 西への行きは既に遥かで、未だ尽きることなく、東を望んでもいつ帰れるのか分からない。一日中風雨や雪に直面し、見渡す限り空まで続くのは連なる砂漠と山々。私は公務に従事して既に二年で、二度陽関を通った。あなたを想っても会えず、別れてから、私の髪はすでに白くなった。 作者: 岑参(約 715
南北朝 庾信 陽関万里道、一人も帰らず。ただ川辺の雁のみ、秋になり南へ飛ぶ。 詩意: 陽関は故国と万里の道を隔て、年々望んでも今なお南へ帰れない。ただ黄河の岸辺から南へ来る雁だけが、秋になれば依然として自由に南へ飛ぶことができる。 作者: 庾信(西暦 513 - 581 年)、北周の詩人。字は子山、南陽新野の人(今の河南省新野県)。初め南朝梁に仕え、抄撰学士、東宮学士、建康令などの職に就いた。父の
唐 岑参 苜蓿峰のほとりで立春を迎え、胡芦河で涙がハンカチを濡らす。閨中ではただ空しく思いを馳せ、戦場の愁いが人を苦しめるのを見えない。 詩意: 苜蓿峰のほとりで春がまた訪れ、胡芦河で思わず涙がハンカチを濡らす。あなたは閨中でただ空しく思いをするだけで、徴人の郷愁の苦しみを知らない。 作者: 岑参(西暦 715 - 770 年)、唐の詩人。南陽(今の河南省南陽)の人。官宦の家柄に生まれる。幼い頃
唐 王維 絶域の陽関道、胡沙と塞塵。三春には時に雁あり、万里に行人少なし。苜蓿は天馬に従い、葡萄は漢臣に逐う。当に外国を令して惧れさせ、敢えて和親を求めることを敢えてせざるべし。 詩意: 西域への遥かな陽関道に向かって、目に入るのは辺塞の煙気と砂塵だけです。春の間はたまに雁が飛ぶだけで、万里の道に行人は少ないです。苜蓿草は汗血馬とともに伝わり、葡萄の種も漢家の使臣とともに来ます。この